眠り

祝日にひたすら数学書を眺めていた。読むというよりただ眺めていた。代数多様体なるものがあるらしい。他人の考えた高度な数理的事象をただなぞっているだけともいえる。さてそれは自分の人生を生きていることになるのだろうか。しかし小説を読むこともテレビを見ることも同じであるような気もする。同じ程度には私にとって娯楽なのだろう。

自分にとって一日を終わらせるというのがなかなか難しい。なのでここでこのようなものを少し書いている。何かが一日を終わらせることに抵抗しているのだ。といいながらもなんとなくその 理由はわかっている。この一日が私の主体的なものであったか。その質が常に眠る際に問われているのだ。