土曜日

88円のきゅうりを買おうと思ったが、さっきの駅前のスーパーで68円のきゅうりを素通りしてしまっていたので、悔しくて買えない。そんな一日を過ごした。

 

クリニックの扉は閉まっていて、何度確認しても今日は土曜日だし、電話はつながらない。1Fのラーメン屋のにぎやかな声が、壁越しに微かに響いてくる。

 

喫茶店を2件はしごして、カントにおける生命概念の章を読んでいたが、どうにも退屈で、作者が何を言いたいのかよくわからない。なぜ、自分はこんなにも生命に興味を持てないのだろうと思ったが、よく考えるとあの津波の後の原発問題にもまったく興味がもてないことを思い出した。

 

地震がきたら、せめて風呂に入っていないときにしてほしい。僕は戦争で徴兵される年ではないだろう。もちろん甲状腺にたまって死ぬ事より、環境で犯される余命のほうが怖いと思って、そう思った途端、それも嘘だと思った。

 

アンチノミーというのは面白いけど、カントってニーチェの裏返しにみえる。もちろん時間的に裏返っちゃってるけど。認知症でなくなったのなら、馬に抱きついてるのと同じだよね。だから時計の音がならないかいつも確認しているのだ。

 

 

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