スケッチ

この2ヶ月は黙々とコードを書いていた。

今やっていることは少なくとも自分が企画して作るようなアプリではない、引き受けてしまった仕事だ。しかし、開発経験を積むのに今の職場では得られない価値があるはずだと思いたい。そして願わくばその余力で自身のアプリを開発したい。

その合間に勉強会に参加した。昨年に比べて勉強の速度が落ちているのは開発にほとんどの時間を取られているからだと思う。全く時間がとれなくて共形場理論を口頭で説明したが、意外に何かを参照としないことで概要が伝わりやすくなったような気がしている。

喫茶店でいつものように休憩しているときにふとノートにスケッチをするように数式を書き込みはじめてみる。すると、何をしたいのか何について考えているのかということが突然明確にわかってくるように感じた。何度も何度も原点に戻って第1原理を考える。今まで耳にしたことや目にしたことが関連していることに気づく。一刻も早く家に帰って本を調べて確認したいが自分にはそのような時間は取れない。感じることと考える事が一体となって時間が消えるような状態を久しぶりに味わう。ほんのわずかな休憩でも研究とも勉強ともいえないこの時間が自分にとっての自分だけの時間なんだと思う。